#Gettr は777文字まで書ける。ならば……小説をを書いてみよう。 #小説 「 #天皇制最期の日 」 (1、 A氏の場合。) 8月上旬(今日は何日?まっ、いいか)旧軽井沢午前四時、起床。眠くても、ベットから起き上がると、寝室とリビングとの間仕切りが引っ込んで、リビングの100インチ、、、たぶん、100インチのTVが、日経SNBCを流し始める。 流石、AI君。 あー、眠ーっ。 TV上でまくし立て続けるAIさんによると、、、きのうは平日……だったらしい。だって、市場、開いてるから。(あれっ、最近は土日も開いてたかも、土日も開いてたかも。あー、眠っ。) で、きょうは何曜日? 知らない。だって、もう、毎日、お休みだから。 市場は、いつも通り……あの不祥事起こした会社、買収されるのね……最後に送り出した会社、堅調。ヨシッ。 だんだんと、目が、覚めてきた。 あらら。円が数分前から若干、低下。実需の売りが出たの? 「緊急速報です。確認しますか。緊急速報です。緊急速報です。確認しますか。」 AI君が何度も叫び続けてる。しかも、日本語で。初めて聞いたかも。 AI君の声量につられて、 「Please Do it!」 と、思いのほか大きな声。 その声で、完全に目が覚めた。朝でも、結構、声出るんだ。まだまだ若い証拠?実際、若いんだけど。 AI君はTVのチャンネルを切り替えた。 濃紺の背広を着てる人間が、原稿を読んでた。 「天皇陛下が本日未明、吹上御所で、意識不明に……」 「Please cut it off!」 TVの電源が落ちた。 最後の天皇がどうなろうと、関係ない。 ………………あっ、寄稿の依頼、思い出しちゃった。 「22世紀の日に、22歳になる新生児たちへ」 ……編集さんにメロン代、返そうかな。 (続く、と思う)